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2021.11.22

特定健診・特定保健指導システムの「オンライン資格確認」に対応しました

エヌ・エイ・シーより

■「オンライン資格確認」とは

2021年10月20日より、医療機関・薬局で行われている医療保険の資格確認のオンライン化(オンライン資格確認)の本格運用がスタートしました。
医療機関や薬局の窓口で、マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号等によりオンラインで資格情報等(加入している医療保険や自己負担限度額等)の確認ができるようになります。
これにより、例えば医療機関の窓口では、期限切れの保険証のまま受診してしまうことによって発生する過誤請求を減らしたり、手入力での手間を削減したりすることが期待されています。

一方、資格情報の確認先となるシステムを管理する診療報酬支払基金に対して、健康保険組合等の医療保険者は加入者の資格情報や特定健診情報を登録することが求められます。
そのため、医療保険者が利用する特定健診・特定保健指導システムでは「オンライン資格確認」への対応が必要となりました。

参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08280.html

■特定健診・特定保健指導システムの「オンライン資格確認」への対応
エヌ・エイ・シーのシステムインテグレーション事業部では、健康保険組合様向けの特定健診・特定保健指導システムの受託開発及び運用保守を行なっています。
この度、既存のお客様(健康保険組合様)で運用している特定健診・特定保健指導システムについて、特定健診・特定保健指導のXMLデータを診療報酬支払基金に実績報告を行うための出力機能を「オンライン資格確認」用に改修を行ないました。
これまでに培った特定健診・特定保健指導に関する業務知識を基にシステム設計及び開発を行ない、滞りなくリリースすることができました。

今後もシステムインテグレーション事業部では、健康保険組合様向けのシステム改修をはじめ、お客様の課題やニーズを解決できるシステム開発を行なってまいります。