定期健康診査における血糖検査については、空腹時血糖または随時血糖によることが原則とされてきましたが、2020年12月23日、厚生労働省より、HbA1c検査を行った場合についても、血糖検査を実施したものとしてよいという通達が出されました。
血糖検査については、2017年に「空腹時血糖または随時血糖が必須」とされましたが、今回の通達により、再び直近1~2ヶ月の血糖コントロール状況を反映する「HbA1c検査」が血糖検査として認められるようになりました。
HbA1cの測定をせずに、随時血糖による血糖検査を行う場合は、食直後(食事開始時から 3.5 時間未満)を除いて実施すること、という内容も付記されていますので、この機会にチェックしておきましょう。
■厚生労働省による通達(リンク)
定期健康診断等における血糖検査の取扱いについて