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2018.06.07

ハルメク・ベンチャーズ株式会社

エヌ・エイ・シーより
ハルメク・ベンチャーズ株式会社
代表取締役社長 COO
松尾 尚英 氏


郵送型検査キット「おうちでドック」結果データ管理システムの導入を検討

始めに御社の事業内容についてお聞かせください。

松尾:当社は、ヘルスケアサービスの創造を通じて、世の中の「よりよく生きる」を応援する事業を手掛けております。
この度、自宅で数滴の血液と尿を採取してがんや生活習慣病を調べることができる郵送型検査キット「おうちでドック」のサービスを開始するにあたり、検査結果データ管理のために御社の「健診データ管理システムLite」を導入させていただきました。

弊社のサービス導入前の課題を教えてください。

松尾:検診データをセキュアかつ「郵送検診」という特殊なデータ入手形態でインポート、統合、管理するためのシステムをスクラッチ開発で行う必要があると考えていましたが、要件定義が煩雑である点と、コストがかかる点がボトルネックとなっておりました。
郵送検診のデータがスムーズにインポートされ、検査結果として遅滞なく利用者様のお手元に送付できるような新システムの導入を検討していました。



柔軟なカスタマイズかつクイックな導入を実現



「Lite」を活用し、さらに便利なパーソナライズヘルスケアソリューションへ

弊社の製品を検討されたいきさつを教えてください。

松尾:「健康診断データ管理」のパッケージソフトをカスタマイズすることで、全てをスクラッチ開発するよりも安価でクイックな導入ができると考え、リサーチ及び比較検討する中で御社にお声がけさせていただきました。

比較検討された中で、弊社の製品に決定されたポイントはどのような点でしょうか。

松尾:御社のこれまでの実績による検診についての業務理解度や担当者様の経験値、弊社がやろうとしていることへの興味や理解度を最も重要視いたしました。また、カスタマイズに対する柔軟性や、価格面も決定の大きな要素となりました。

「Lite」導入にあたりご苦労された点はございましたか。

松尾:当初、「郵送検診」というこれまで御社にとってもなじみが薄いサービスの前提条件を共通認識化することが困難でしたが、根気強く理解に努めていただき、感謝しております。

実際に導入されてから、状況は想定と比べていかがでしょうか。また、ご不満な点はございますでしょうか。

松尾:構想段階のスキーム、システムが現実のものとなり、非常に使いやすいと感じています。いつも迅速にご対応いただき、感謝しております。当初要件では想定できなかった問題もございましたが、チューニングをしながらよりよいサービスに出来ればと思います。

弊社のサービスを活用しての今後のビジョンについてお聞かせください。

松尾:検査データをプラットフォームとして、重症化予防プログラムへの展開や、個別データについてパーソナライズヘルスケアソリューションへと繋げていくなど、検査データを軸としたビジネスを展開したいと考えております。引き続きご支援いただきますようお願いいたします。